故郷は遠きに在りて・・・・・
2012年 09月 27日
9月22日の土曜日、中学校同窓会に出席する為、山口県宇部市に出掛けてきました。卒業前に転校して、愛知県に来てから45年。20年近く前、広島に用事があった折に立ち寄ったのが最後でした。元々私の両親共に新潟出身の人でしたので、生まれた場所はもう何の形跡も無く、記憶の中だけに僅かに残されているだけです。370名の卒業生の内、出席者は78人。その内の76人は45年振りの再開。45年の歳月は、記憶を何処か深い深い場所に沈めてしまい、4時間の間に蘇らせてくれたのは、ほんの数名の級友だけでした。とはいえ二次会三次会と宴は続き、結局は朝の5時まで飲み続け、還暦記念の会とは思えない状況でした。
これは宇部市民館。村野藤吾の代表作の一つ。記憶に鮮明に残っています。
宇部市では、私が小学校6年生の頃から現代彫刻ビエンナーレが開催され、その受賞作品が街のいろいろな所に設置されています。
こんな素晴らしい環境です。
しかし残念なことに山陽新幹線の開通と大型郊外店の進出が、この街の商業地から人の姿をすっかり奪ってしまっています。
玄関口の駅前大通りでさえ、日曜の朝11時に信号を気にせずに渡ることができます。
新幹線の駅まで、一時間に一本のローカル線。目の前の街の姿。この現実が、故郷への感傷を奪い取ってしまいました。
これは宇部市民館。村野藤吾の代表作の一つ。記憶に鮮明に残っています。
宇部市では、私が小学校6年生の頃から現代彫刻ビエンナーレが開催され、その受賞作品が街のいろいろな所に設置されています。
こんな素晴らしい環境です。
しかし残念なことに山陽新幹線の開通と大型郊外店の進出が、この街の商業地から人の姿をすっかり奪ってしまっています。
玄関口の駅前大通りでさえ、日曜の朝11時に信号を気にせずに渡ることができます。
新幹線の駅まで、一時間に一本のローカル線。目の前の街の姿。この現実が、故郷への感傷を奪い取ってしまいました。
by miyasaton
| 2012-09-27 06:02
| 日々つれづれ