半年遅れの旅の報告。

昨年の5月18日から約2週間、オランダ在住の友人夫妻の家を拠点に美術館、建築を巡る旅をしてきました。
移動距離約2,200㎞、8か国を3泊4日のスケジュールで巡る事になってしまったのは、私の要望である、建築家ピーターズントーの作品を訪ね歩くこと。
全ての工程を一人で運転してくれた、70歳を越えたヨースさんの真似のできない体力に、感謝の言葉しかありませんでした。
今回訪ねたのは、ドイツの小さな村に在るブラザー・クラウス野外礼拝堂。オーストリアのブレゲンツミュージアム。スイスの山の上の聖ベネディクト教会。
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古い屋並みの小さな集落の端、広大な菜の花畑の丘の上にポツンと姿を現していました。雨のせいか、訪ねるのは我々だけ。撮影禁止ではあったのですが、誰も居ないのをいい事に撮影。天頂部から降り注ぐ雨のしづくが鉛の床に落ち、小さな雨音を響かせています。
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途中のドイツの小さな町で一泊。翌朝オーストリアのブレゲンツへ。ボーデン湖畔、街の中心地に建つブレゲンツミュージアム。美しいガラスの鱗を纏うモダンなミュージアムです。ちょうど開館20周年。記念企画のアルゼンチンの作家(激しい表現の作品)の展示が、少々邪魔をしています。しかしここでは作品が主役ですから。又残念ながら、この後7月にピーターズントー展が開催されました。
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ブレゲンツ出発し、途中リヒテンシュタインを通り次なる目的地へ。リヒテンシュタインを通過する辺りから車窓から見えてくるのは、2.000mを超えるアルプスの山々です。谷筋を通る国道から見上げる、点在する集落と放牧地。聖ベネディクト教会は、そんな集落のてっ辺に在ります。眼下に広がる集落とそれらを囲い込むアルプスの山々の姿。感動です。最後の写真は、同じ場所に残る旧教会跡です。13世紀の物ですが、大雪崩で崩壊したそうです。
3箇所だけでしたが、ズントーの建築を訪ね感じることは、どの建築にも良質な音楽に包まれるような感覚です。自分の建築には、未だ音は響いていません。






by miyasaton | 2018-01-24 11:54 | 日々つれづれ
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